高品質業務用プラスティゾルインク(=油性インク)、スタンダード光沢用。衣類へのプリントに最も一般的に使われているタイプです。

 この商品のよくある質問

Q. プラスティゾルインクとは何ですか？t−シャツにプリントしたいのですが、どんなインクが初心者でも使いやすいですか？

A. t−シャツや衣類などの繊維にプリントをする場合は水性用かプラスティゾルタイプのインクを使います。水性のインクは乾燥が早いため、インクが付いた状態で置いておくことができません。そのため取り扱いには注意が必要です。プラスティゾルインクの場合は高温の熱処理を加えない限りインクが乾燥することはありません。 使用中の版をそのまま保存しておくことが可能です。業務用途で広く使われているのもプラスティゾルインクです。プラスティゾルインクは多くの化合物で生成された現代的なインクです。高価なものですが、開発が進められてコントロールがしやすく手頃な価格で入手ができるようになりました。初心者でもコントロールがしやすく、扱いやすいインクだと言えます。

Q. どのような工程でプリントすれば良いのでしょうか？また、きれいなプリント結果が得られる方法はありますか？

A. あらかじめデザインした版を用意してください。印刷機のホルダーへ装着し、t－シャツをスプレーのりなどを使ってベースボードに固定します。よく混ぜたインクを適量、インクナイフで版の隅の方に乗せます。スキージを少し手前に傾けて強く手前に引き寄せて刷って下さい。これを圧搾するという意味から、スキージングと言います。スキージングは2〜3回行なって下さい。熱処理を加えた後に、こうして2〜3回プリントすることで美しく強度のあるプリントが出来上がります。

Q. メッシュはどれを使えば良いですか？

A. 暗い生地にプリントする場合はメッシュナンバー（80～）120を、白色や明るい生地の場合は150（～200）を使うと良好なプリント結果が得られます。白色や明るい生地に高密度の紗(ナンバー200など)を使う時は、中間乾燥をせずに連続作業(WET ON WET)が可能です。アルミスクリーンはこちらで取り扱っております。

Q. 荒目のメッシュと細目のメッシュを使い分ける際の注意はありますか？

A. 荒目は特にありません。インクをそのままご使用ください。150~200の細目の場合はベースインク(透明インク)を2〜4割程度まぜてあげると良いでしょう。インクが柔らかくなり、細かい目に馴染むようになります

Q. 版に付いたインクは落とせますか？版についたインクはどうやって綺麗にすれば良いのでしょうか？

A. 美術用品のテレピン油をご使用ください。簡単に除去することができます。また、すべてのインクを取り去る場合は有機溶剤の一種である「アセトン」を使用しても除去することが可能です。スプレー容器に入れて噴射します。版の再生が可能となります。

Q. 気に入ったプリントが出来たので、この版を保管しておきたいのですが可能でしょうか？

A. プラスティゾルインクは自然乾燥することがありません。版はそのまま保管して再度使用することが可能です。保管の際は埃等にご注意ください。

Q. 他社のサイトで「無光沢高隠ぺいインク」というのを見たのですが、そちらと光沢インクの違いはなんですか？

A. オーペック・プラスティゾルインク（＝無光沢マット、不透明インク、無光沢高隠蔽インク）のことだと思います。スタンダード・光沢用との違いは、光沢か無光沢の違いです。光沢インクの場合は、白に近い明るい色で綺麗にプリントが可能です。オーペックインク＝無光沢マットインクは基本的に暗い色の生地に使用します。
※スタンダードインクでも黒い色の生地に明るい色のプリントは可能です。ベタ塗りであれば問題有りません。スキージングを充分に行なってください。

Q. プリントがちゃんと乾燥しているか心配なのですが…。

A. プリントした箇所の生地を両手で引張って確認します。その時にインクにヒビのような割れがあらわれるようならもう少し熱処理が必要です。

Q. 洗濯したらインクが剥げ落ちてしまいました。何が原因でしょうか？

A. 熱が均一に当たっていないと、洗濯した後に剥げ落ちてしまう場合があります。特にヒーティングガンなどの小型熱源をご使用の場合に起こることがあります。1箇所を20秒程度、充分にゆっくりと乾燥させてください。

Q. 版とt−シャツがくっついてしまい、2、3回目の刷りがやりずらいのですが（ズレてしまうのですが）、良い解決方法はありませんか？

A. ベースインク(透明インク)を混ぜることでインクの粘度を調整します。またプロが行う有効な手段として、版の後方のフレームの下側に硬貨を貼り付けます。そうすることで版とtーシャツの間に数ミリの空間が生まれ、過度な密着を防ぎます。

Q. インクはどうやって扱えば良いのでしょうか？

A. インクナイフで必要な量を別の容器にすくい取ってからご使用ください。皮膚に付着しないよう、軍手をご使用ください。 尚、インクの品質劣化を避けるため、使用後は直射日光を避けて10〜30度の冷暗所に保管してください。また開封後は1年以内にご使用ください。

Q. インクは混色ができますか？

A. インクの混色は可能です。混色して好みのお色を作ることができます。ベース(透明無色)は他のカラーインクと混ぜることで粘度の調整などにもお使いいただけます。

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